MJニュース2015年02月号

賃貸不動産実務の現場から考察する入居申込後のキャンセルの実態!

今や家に居ながらにして、インターネットで色々と部屋を探すことが出来る昨今...
賃貸市場は完全な借り手市場となっております。物件は選び放題、過度な設備を求める入居者、賃貸条件に対して鬼のような指値を入れる入居者等、アパートオーナーにとってはまさに受難の時代ではないでしょうか?
 そんな厳しい時代にもかかわらず、ようやく入ってきた入居申込は、オーナーにとっては飛び上がるほど嬉しいものではないでしょうか。しかし契約直前で、あっさりキャンセルになってしまう事も多く、オーナーの頭を悩ませています。

申込が入った時点で募集が止まる!

 不動産管理会社は入居申込が入り次第、一旦入居募集を打ち切るのが通例です。なぜなら、申込を入れた人は、条件交渉もありますが、通常、契約し引越をするつもりでいます。契約できるつもりで手続きを進めていたにもかかわらず、物件の募集を続けていると、より内容の良い他の入居希望者が出てきてしまう事もあります。オーナは皆さん、より良い条件の入居希望者との契約を願っています。そうしたオーナー側の事情もありますから、場合によっては後から入ってきた、より好条件の人に物件を横取りされてしまい、契約が出来なくなってしまう可能性があるからです。

 ただ、借主が「比較検討する時間を確保する為だけにとりあえず申込を入れる」という事態が発生しています。本来、申込を入れるということは、その物件が希望条件通りになれば必ず契約するという前提で提出するものです。

 しかし、そうしたお客さん申込を入れた後も、他に良い物件がないか継続して探しているのです。そして申し込んだ物件よりも良い物件が見つ
かれば、あっさりキャンセルしてしまいます。

有効な防御策は?

ようやく申込が入り、募集を止め契約締結を待っていた段階で飛び込んでくるキャンセルの一報。そこから慌てて再度募集をかけることになるのですが、募集を止めていた時間は戻ってきません。オーナーは一番重要な時間を失ってしまうのです。

 一昔前ならば、手付金という形で金銭を受け取り、万一キャンセルの際はキャンセル料として返却しない、ということもまかり通っていたようです。しかし今現在、そうした事は、消費者保護法の下、ほとんど行っていません。また、こうした事態を防ぐ有効な手立てはほとんどありません。出来ることといえば、入居申込から契約締結の期間を極力短くするように努めることや、契約締結するまでは継続して2番手として募集をかけ続けるなどの方策が考えられます。

 また、管理会社は「あそこの仲介業者が入れてくる申込はキャンセルが多い」と、長年の付き合いのなかで、ある程度把握が出来るものです。あらかじめそうした事が分かっていれば、対応策も用意しておく事ができます。

 このように一度入った入居申込をキャンセルされないよう、ガッチリと方策を立て、無事に契約締結まで至らせることも、管理を任された不動産業者の重要な仕事のひとつとなります。

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